研究教育指導方針


学部学生・大学院生募集しています。

サンゴ礁生物の不思議な現象を一緒に解明しませんか!

(主研究室はキャンパスに異動しました)

(研究室;理学部棟539、実験室;理学部棟416)

研究室について良くある質問です。
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瀬底実験所は琉球大学のメインキャンパスから離れています。瀬底実験所での研究活動とキャンパスでの授業を両立することは学生にとって大きな負担になります。そこで私の研究室を希望する学生がいる場合にはまず3年の後期までに出来るだけ多く単位を取ることを最優先にしてもらっています。4年生になるまでの間は、私が授業等でキャンパスに行った際にゼミナールを行っています。

卒論のテーマを決定するに当たり、本人の希望する研究内容を最初に聞きます。しかしながら全ての希望テーマについてそのまま採用できないことが往々にしてあります。これは学生の考えているテーマが卒論としてあまりにも壮大すぎる場合や、私の専門の範囲を超える場合です。この場合は本人の興味を最大限に尊重しつつ、我々の研究室のテーマに沿った卒論内容を幾つか提示します。その中で、本人が希望するテーマを選択してもらうようにしています。

このホームページで示しているように、私の研究室ではサンゴ礁魚類の示す特性を生理学的視点に立って明らかにしていこうとしています。そのためには組織学的手法、免疫化学的手法、生化学的手法、更には分子生物学的手法を使います。卒業研究に必要なテクニックは4年生となってから伝授することはもちろんですが、冬休みや春休みなどの比較的時間がとれる時に瀬底実験所に来てもらい、そのときに教えています。

学生には「瀬底には白紙できなさい」とよく言っています。この意味は研究に関する予備知識を研究室移行の時には全く必要としないということです。必要なのは生物学的な興味と体力です。卒業研究を通して、学生が自然科学的なものの考え方や必要なテクニックを学べるように私も努力しています。

瀬底実験所はキャンパスから離れているために、当地で卒業研究を行うことに躊躇するかもしれません。瀬底実験所にはキャンパスにも引けを取らない研究環境と研究設備があります。海水を使える飼育施設は瀬底実験所にしかありません。自然環境に恵まれた場所で一時期一つの事に没頭することは、学生諸君のその後の人生のプラスになると信じています。

瀬底実験所で一緒にサンゴ礁をエンジョイしましょう!


これまでの卒業生の進路など(下線を引いたところが私の研究室に在籍していたところを示します)